スイカ大好き

インフラ⇒Web⇒バックエンド ふら~ふら~とモラトリアムし続けてる文系エンジニアの、日々の技術メモ

AI-900受験記

私の勉強方法

MSの公式のMS Learnで、基本の基本は勉強したけど、最後までたどりついてない。でもUdemyの模擬試験受けてて、そして今日実際に受験して、学習範囲が足りてなかった気はしない。

MS Learnはここまでで力尽きている、、この下にまだラーニングパスあり

私が使ったUdemyの模擬問題集はこちらです↓。4回分あるんだけど私は演習問題1を今日お昼ご飯たべながらポチポチして1周、その後テストセンターついてから試験開始までに演習問題2を半分ほどやったところで、受験しました。そして1000点中857点で合格。(合格ラインは700点)模擬問題集、けっこう充分だと思いました。ちょっと足りてないように感じた内容もあるので下の章「試験内容」に書きますが、演習全部やればでてきたのかもしれない。

www.udemy.com

Udemyのセールは何段階かレベルがあると思いますが、今最安(1200円)から2番目レベル(1300円)なので買っとくといいんじゃないでしょうか。楽天リーベイツ経由で申し込むと17%分が楽天ポイントとしてもらえるのでお得です。今回気づいた。

楽天リーベイツ

試験の位置づけ(個人的な感想)

何かの基準に達しているか知識を測るというよりは、MS社が、うちの生成AIサービスの、どれで何ができるか知ってもらうための宣伝としてのテスト、って位置づけに感じた。

機械学習の基本原則とか、機械学習・生成AIと言って何ができるのか見取り図を把握できるテストともいえるけど、それ以上にMS社のサービスについて知るのがテストのメイン目的のように見えた。サービスとその内容って、時代によってすぐ変わっちゃうようなこと。

これに合格するために勉強したことで何かができるようになるわけではない。Azure上で機械学習・生成AIを利用したアプリケーションを開発する前に、ざっくりしっておきたい基礎知識。

そんな位置づけだからか、問題は、ひねりもひっかけもなく、パッと読んで素直にパッと答えてOKな問題がほとんどです。

試験内容

4つほどの表を覚えればいいと思った。あとはそれをいろんな聞き方で繰り返し、繰り返し聞かれる。問題は公開不可ですが、Udemyの模擬問題で充分勉強になる感じです。4つほどの表、ですが、Udemyの模擬問題で繰り返し出てくる内容でもあり=解説に毎度出てくる内容でもあり。有料の学習教材の内容を垂れ流すわけにはいかないので、Udemyの模擬試験に出てこなかったと思うことだけ表にしておきます。

各Generative AIの特徴、他との差分です。画像生成できるのはDALL-E(ダリー)ってとこがまずポイント。以下の表はchatGPTに作成させたので真偽はご確認ください。

バージョン/システム 特徴 他バージョンとの差分
GPT-3 - 2020年に登場した大規模言語モデル
- パラメータ数は1750億
- テキスト生成、会話、翻訳などに対応
- 長い文脈の処理はやや苦手
- GPT-3.5以降と比較して文脈理解力が劣る
- 応答の一貫性が低い場合あり
GPT-3.5 Turbo - GPT-3の改良版で、2023年登場
- 高速処理とコスト効率を重視
- GPT-3よりも高度な文脈理解が可能
- GPT-4より処理能力が抑えられている
- GPT-4ほどの多様性や深い推論力はない
GPT-4 - GPT-3.5 Turboよりも大規模かつ高性能
- 複雑な質問やタスクに強い
- より長いコンテキストを扱える
- GPT-3.5よりも高度な推論力と柔軟性
- 処理速度がGPT-3.5 Turboより遅い場合あり
DALL-E - 画像生成AI(テキストから画像を生成)
- 複雑なシーンや芸術的な描写に対応
- 編集機能(Inpainting)も提供
- GPTシリーズとは目的が異なる
- テキスト生成ではなく視覚的コンテンツに特化
Whisper - 音声認識モデル
- 高精度な文字起こしが可能
- 多言語対応(翻訳機能含む)
- テキスト生成や画像生成と異なり、音声処理に特化
- 他のOpenAI製品とは直接的な連携が少ない

もひとつバージョンの差分の表。今度はプログラミングコードの生成やコメント挿入について、各バージョンでの特徴や進化。これ問題で出たんだけど、結局GPT-4が正しかったのかな。どれも一応コメントは入れられるみたいだもんね。

バージョン 特徴 コメントの自動挿入対応 備考
GPT-3 - 基本的なプログラムコードの生成が可能
- 簡単なアルゴリズムやロジックの説明に対応
コメントは自動的に挿入可能だが、簡易的 複雑なコード生成には対応しきれないことが多い
GPT-3.5 Turbo - GPT-3よりも多様なプログラミング言語に対応
- より正確で複雑なコード生成が可能
コメント挿入の質が向上し、コードの目的を説明できる 高速処理で反応が素早い
GPT-4 - 高度なアルゴリズムや設計にも対応
- コードに詳細なコメントやドキュメンテーションを挿入可能
- ユーザーの文脈に基づく最適なコード提案が可能
高品質なコメントを自動挿入し、コードの可読性を高める 開発者向けに実務レベルのコードを提案可能
DALL-E - プログラムコード生成の機能なし - テキストから画像生成に特化
Whisper - プログラムコード生成の機能なし - 音声認識に特化

あとはUdemyに出てくるのと問題も必要知識もかぶってたので表は省きますが、Azureでの機械学習の基本原則(包括性、公平性、プライバシーとセキュリティ、信頼性と安全性)は何問も出ました。

然言語処理でも画像関連でも音声関連でも、どの機能がどのサービスで実現できるかを問われる。

モデルのトレーニング、導入の手順も、どういう順番で何をするか、キーワード的にも覚えておくとよいです。

チャットボット関連も数問出ました。

受験

1.申し込み

MS社サイト経由でPeasonVueで申し込む。自宅受験もできるし、テストセンターでも受験可能。私はテストセンターで受験しました。前日の申し込みです。前日なのに、時間の枠はかなり空いていた。

テストセンターも毎日受験可能なわけではないので、申し込みの可能性があれば、申し込みボタンの手前まで、テストセンターと空いてる日の確認までは事前にしておくとよいと思います。

2.当日、テストセンターにて

PeasonVueで申し込むほぼすべての試験がそうなような気がしますが、申し込んだ時間の15分前までに会場にくるように書かれてますが、それよりだいぶ早く行った場合でも、行って受付済ませたらすぐ受験開始できちゃいます。席が空いてさえいれば、だと思いますが。

受付で印象的だったのが、眼鏡をはずしていったん置くようにと指示があったこと。どこかの大学の受験で、眼鏡にカメラが仕込まれててカンニングした人がいたからでしょうね。あと写真撮られます。この写真、スコアレポートにまで焼きこまれることになるので、髪型とかちょっと気にして撮ったほうが良いです。

あとも他の試験と似たようなものですが、自分の証明書(私は車の免許証)以外の私物は持ち込めません。メモ用のプラ板とペン、ロッカーのカギ、証明書だけをもって会場に入室します。私は今日鼻水がしゅんしゅんしてたので受付でティッシュを3枚もらい、それも持ち込みました。

3.試験会場

今回のテストセンターは椅子の背もたれが低くてちょっと嫌でした。私の他に3人ほどいて、終わるころには私一人。

最初の注意がきで、「セクション移ったら、移る前のセクションには戻れない」的なのがありましたが、AI-900はセクションに分かれてないので、「戻れない」は気にしなくて大丈夫でした。

どのテストでもあるように、見返したい問題にチェックつけといて、あとからまとめて振り返れる機能がついてました。あとは画面の色がダークモードにできたりする。そのへんも、最近のどのテストにも実装されてますね。特筆すべきことはそんなにない。

問題数は43(検索すると、受験時期によって人によって違うっぽい)、試験時間は45分。1問1分って短く感じるけど、充分でした。20分弱、時間が余って、自信なかったとこを見返して最後までいました。(これは私はいつもです)

4.合否

もういいか、と、試験終了ボタンを押したら、即、点数・合否・分野ごとのスコアレポート的なものが画面に表示されます。

会場を出て受付にペンやプラ版を返却する際に、点数・合否・スコアレポートが印刷物として渡されます。受付の方は、紙を裏返して、合否結果をみてない体で渡してくださいました。受付の方の個人的な気づかいなのか、決まりなのか、不明。受付時に撮影されたド不細工な自分の顔写真付きの印刷物です。鬱。

5.会社への報告

私の場合ですが他の会社も似たり寄ったりだと思うので書いておきます。

領収証

申し込んだときに、PeasonVueのアカウントで登録してるメールアドレス宛に、領収証として使用可能な支払い明細が届きます。

Peasonvueからのメール

でも私はこのメールアドレスを会社に知られたくなかったので、PeasonVueサイトから別のアドレス宛に再送しました。MS Learn経由でPeasonVueにいって、「領収書」から、メールアドレスを指定して再送できました。

MS Learn経由でPeasonVueのページにきます>領収書
 

メールが再送されるだけのようですが、メールアドレスを指定可能です

「再送」押下

メールアドレスを指定して「Eメール領収書」押下

無事、希望のメールアドレス宛に再送されました。これを印刷→pdfで保存→pdfを画面表示させて写真とる、のような形で添付書類にしようと思います。

合格証

試験会場を出たのとほぼ時差ないくらいで、MSのアカウントで登録してるメールアドレスに、合格の通知メールがきています。(PeasonVueのとは、別ですよ)こちらにリンクが載っていました。

メール上部

メール内容(抜粋)

Microsoft Learnのプロファイルのページ(リンク)で「資格証明」>「認定資格」>Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals
これで合格証らしい合格証が表示できます。

Microsoft Learnのプロファイルページ

資格証明>認定資格

「認定資格」>AI Fundamentals>認定資格の詳細の表示

合格証、個人情報を含むので、上の部分だけキャプチャ

合格証は「資格証明ID」「認定資格番号」「取得日」「漢字の名前」の情報が入っています。こちらを「印刷」でPDFにして会社に提出すれば良さそう。私のとこは、会社の資産にプライベート端末からなんかしらデータを送ることが許されていないので、会社スマホでOneDriveからカメラ起動して、プライベートのPCに表示した合格証を写真とってOneDriveに保存、、みたいな流れで提出するしかなさそう。(今まで別の試験でもこのようにして提出している)

漢字の名前は姓名が逆になってましたが、合格証の上部右側「表示名の編集」でできました。(ここが書き換えられるとなると、偽装できちゃいそう)

スコアレポート

私の所属会社は、スコアレポートあるときはそれも提出しないといけません。

スコアレポートはMS Learnのプロファイルから、PeasonVueサイトにとんで、そこで確認するという、ちょっとわかりづらい方式。(こちらに記載されていた→試験のスコア付けとスコア レポート | Microsoft Learn

資格証明→認定資格までは合格証と同じ。「認定資格」のタブに、認定資格が並んでおり、その下に過去の試験の見出しがある。そこで今回の試験Microsoft Azure AI Fundamentalsのリンク「プロバイダー サイトに詳細を表示」でPeasonVueのサイトにいきます。

過去の試験>AI Fundamentals のところのリンク「プロバイダー サイトに詳細を表示」

PeasonVueいつも出てくるこれね、うざいね

 

スコアレポートを表示

該当の試験の「表示」を押下

表示されるのではなく、「scorereport.pdf」がダウンロードされます。

テストセンターで渡された、顔写真付きの印刷物と同じものがPDFで入手できるのですが、顔写真いやすぎます。。請われるまで気づかなかったふりをしようと思います。点数は悪くはなかったので誇示したいところではありますが。それか私は画面を写真にとる形で提出するので、小さく表示して低解像度でとろうかな、、

日記:勉強できてないのに、今受けた理由

転職に備えて登録していたP社が生成AIの学習プログラムを無償提供してくれていたので、申し込み、学習中(一応)。そんなさなかに自分の所属会社もまったく同じLinkedInの生成AI学習プログラムを出してきた。親会社が主導でそれに乗っかってるだけみたいだけど、ともかくグループ全社をあげて力入れていくみたいで、バウチャー配布まで開始された。

私は今の会社の、社員の技術的成長=研修や社内の勉強会、に時間やお金を使ってくれないことが強く不満で(説明会のときは充実してるようは言いぶりだったからこの会社を選んだのに、裏切られた)、それで転職したろ!と思ってP社に登録してたという経緯がある。P社はうちより先駆けてこのような学習の機会を与えてくれてる。ケチってたくせに今更・・!ないよりマシなはずなのに、自社への反感はおさまらず、自社のプログラムで資格取得する人たちより先んじて取得してやりたい、そしてそれは外部の会社のおかげなんだと言ってやりたい。そんな反発心で、早めに取りたいと思っていた。

でもやる気は、でず。たまに学習してはいたけど、継続できず。学習プログラムのなかで目指されている3つの資格のうちの最初の1つ、AI-900は、調べると難易度低いみたいだったので、ともかく受けちゃおうと思っていた。

そんなさなか、仮想通貨で短期をしてちょっとあぶく銭を手に入れたので、落ちてもあきらめがつく、このお金で受験Goしようと。(仮想通貨は2024.3下旬~10月まで辛かったけど11月入って日々あげあげで、今週も、バブってた)

11/22金、会社がお休みだったので受けようと、朝申し込もうとしたら、その日は空いてるテストセンターがなく。(私は部屋が片付いてないので自宅受験は不可能)翌日なら空いてるとこ見つけたので、翌日のなかで一番遅い時間を選んで申し込んだ。

テストセンターについてぐちぐち、プライバシーとは~

同時に試験会場にいる方のフルネームが表示される瞬間があるんですよね。他のテストセンターでもそうだった。プライバシーどうかと思うよ。他の人もいる、ロッカーある部屋=受付で名前を言うのも私はイヤ。メモしてあとでネット検索できてしまうから、知らない人に名前を知られるのはリスクと考えている。

全体通してお伝えしたいこと

記事中に書いてますが、私としては、テストセンターで受け付け時に写真を撮られて、その顔写真がスコアレポートにまで載ってくることがもっとも要注意なポイントかと思います。本当にやめてほしいですね!!テスト受けに行く日におしゃれしないでしょうけど、眼鏡姿を人に見られたくない方とか、髪型とか、写真撮る前に鏡みてちょっとチェックしたほうがいいかもです。私は容姿コンプで自分の顔を見たくないので、気にならない方はとっても羨ましいです!!

あとは合格証、領収証、スコアレポート等、オンラインですぐに入手可能なものばかりなので、合格証は郵便物が届くのかな?なんて待たずにすぐ会社に申請しましょう。そのうち、スコアレポートは、PeasonVueのサイトからのダウンロードになりわかりにくいので、本記事をご参考いただければ。AZ-900も同じとこでダウンロードできたけど、AZ-900受けたとき気づいてすらいなかった。