沖縄オープンラボ
通信キャリアに勤めているとき、Interopに行ったら自社のブースはまず立ち寄っていた。ブースが大量すぎてからどこに立ち寄るか選べないから、立ち寄る意味のあるところからまず行ってみる。
でも沖縄オープンラボ(以下OOL)はどうして出会ったんだろうな、、ともかくInteropだったとは思う。
そのときの説明してくれた方(自社の方)の印象がよかったのでOOLになんとなく好感はあった。沖縄オープンラボは、複数の通信キャリア・ISP等が企業の垣根を越えて一緒に実験(?)してるところだそう。
沖縄転職で、どんな仕事があるかなって思ったときにもなんとなくOOLの好印象は頭にあった。あんな感じでIT企業の出先機関的なの他にも沖縄にあるんじゃないかな~とか思ってた。
2022年の沖縄オープンラボ主催のイベント「OKINAWA OPEN DAYS」
2022.10に沖縄に転居してきて、12月にはOOL主催のイベント「OKINAWA OPEN DAYS」(以下OOD)があった。このような社外イベントに就業時間中に参加してよいかは会社によるけど、私の現在の所属会社はそのような風習がない感じだったので、有休を取得して参加した。
風習があったとしても、職種のジャンル的に自分がこのイベントに就業時間中に参加するのは上長への相談自体躊躇しただろう。。
個人的には今後転職で元のジャンルにお土産つきで(他職種の業務経験)戻る可能性は全然あるから業界的トレンドはフォローしておきたいけど、転職を視野にした現職と関連ない活動は、現職にとっては裏切りでしかないわけだし。
2022年のシビックテック
2022.10転居後、暇すぎて業務経験積ませてもらえることがなく、でも12月にようやく実務経験させてもらえることになった翌週がOODだった。開催3日中、有休は遠慮して1日分しかとれなかった。たった1日でも、嫌な顔されつつで。
せっかく有休とってまでして参加するのだからしっかり参加しようという思いがあった。その日の最後のプログラムである「シビックテック」も、初めて耳にしたジャンルながらも、好奇心だけで参加した。
話を聞いてみると、私が学卒後情熱を燃やしていた美術の活動と少し共通点があり興味を惹かれた。
(ここで「シビックテック」の説明をするべきだけど、いったん省く)
お金にならないけど街を良くする活動として、行政と組んで、いろんな年齢・いろんな立場の同じ町に住む方たちと、お仕事でなくプライベートとしていっしょに活動する感じが、あえての地方での美術活動と共通してると思った。
2023年のシビックテック
今年は、去年遠慮してお休みできなかった分までがっつりお休みとってOKINAWA OPEN DAYSに参加しようとしている。今日が一日目。今年も1日目の最後のプログラムがシビックテックだった。
去年はじめて "シビックテック" の存在を知って、自分も、一人で開発できるくらい開発に習熟してきたらチャレンジしてみよって思っていた。今の時点で、開発はテスト業務しかしてないし個人でバリバリやってるわけでもなく、まだまだ仲間としていっしょに開発に携われるまでは遠そうだけど、それまでの情報収集としてこの町で行われてる活動を知っておきたい。そう思って今年も参加した。
"シビックテック" の存在を知ったばかりでパッと見での新鮮さがあって、その分実態までよく目に入ってなかった1年前とちがって、今年また参加してみて気づいたことがあり、それが今日の収穫。
- すでに世に出てるシビックテックによるアプリで、ノーコードでつくられているものも全然ある(Google Form+スプシ+Glideとか)
- 解決するべき課題は、大きな社会問題より身近で個人的なところから見つけるのが良い
- 問題を解決するのではなく、楽しむためのアプリという発想転換もアリ!(小学生か中学生のワークショップで、かぶとむしの生息地域のアプリをつくってたそうで。。そういうのいいよね。手軽につくれるぶん、継続性とかビジネスとか考えないでアイデア実現化できるの)
技術があってこその課題解決、と思っていたけど、発想次第なんだなあ。。と思った次第。
参考情報
- 一般社団法人 沖縄オープンラボラトリ
- https://www.okinawaopenlabs.org/
- OKINAWA OPEN DAYS
- https://www.okinawaopendays.com/
- シビックテックサミット沖縄2023
- https://www.okinawaopendays.com/post/civictech_smt23
- シビックテックサミット沖縄 2022
- https://www.ood-archives.com/session-dec13-civictech-summit